印刷の豆知識⑦
こんにちは!新入社員の木村です!
早速ですが、前回の予告通りに今回は「製本📖の綴じ方」について発信していきます!
綴じ方にも、様々な方法があります。
- 無線綴じ
冊子の表紙と本文を糊で綴じる製本方法です。ページ数が多い冊子の製本で使われています。
例えば、「少年ジャンプ」や「りぼん」などの漫画雑誌で見られる綴じ方です。他にも、辞書も無線綴じです。
- 中綴じ
開いた用紙を重ねて、折りの中央部分を針金(ホッチキス)で綴じる製本方法です。ページ数が少ない冊子の製本で使われています。ページが開きやすいのが特徴です。
例えば、「じゃらん」や「CanCan」などのファッション雑誌などで見られる綴じ方です。また、パンフレットで見られることが多いです。
- 平綴じ
紙の端から5mm程度の部分を1~3カ所、針金(ホッチキス)で綴じる製本方法です。針金の代わりに糸を使用する場合もあります。少ないページなら、手作りでも簡単にできる方法のため、簡易的な冊子や配布物で使われる綴じ方です。
例えば、会社資料やアンケートなどの配布資料で見られる綴じ方です。
本日の🌱印刷の知識🌱
中綴じの冊子は総ページ数が、4の倍数になります!
中綴じでは、用紙を重ねて二つ折りにして綴じるため、用紙1枚の裏表に4ページ印刷します。そのため、表紙を含め、最低でも8ページは必要になります。
冊子を手にすることはあっても、ページ数を気にしたことがなかったので驚きと発見でした!!💡
2回に分けて発信した「製本📖」ですが、たくさんの知識があります。私はまだまだ知識不足なので、今後も実践を通して学んでいきたいと思います!!
分かりやすい例えが文中にあることで、綴じ方の種類を知らない読み手にもイメージを持たせることができる良い文章ですね!
写真を使わず文章だけで相手に説明することが出来れば、お客様との商談の場や電話口といった「視覚的な情報をとっさに共有できない場」でも同じイメージを持って話を進められるようになります。その能力は駒田印刷ではとても重要です!このブログが木村さんの成長の手助けになっていると感じて笑顔になりました。来週も楽しみにしています!
最終回は「動画」での説明にチャレンジしてみませんか?!
例えば、今回で言えば、紙を折って端を切って展開するとページ物になる、
この説明をスマホで良いので撮影して載せたら断然分かりやすいと思います!!