
第3回 印刷物紹介
こんにちは!カリカリ梅です。
先週は、夏か?!というくらいの暑い日が数日ありましたね!またあの暑い夏が来るのかと思うと気が滅入りますが、今年の夏は何を着ようか考えると、ちょっとポジティブになれます!
今年はどうやらドット柄が流行りみたいなので、注目しております。
韓国アイドルがステージでドット柄の衣装を着用したことで、流行につながっているみたいです。(私調べ)
私は服が好きなので、こういったことにはちょっとアンテナを張るようにしています。みなさんが今年気になっているアイテムや、これ流行ってるらしいよというのがあれば教えてください!取り入れたい!
季節の変わり目ですし、みなさま、体調管理にもお気を付けくださいね!
さて、今週は冊子ものを紹介してみたいと思います!
駒田には製本機があるので、印刷だけでなくその後の製本まで加工することができます。
製本方法には主に中綴じ製本と無線綴じの2種類があります。
中綴じ製本は、情報カタログやパンフレットなど比較的ページ数が少ないものに向いていて、背のところにホチキスのような針金で止められているのが特徴です。↓こんな感じ。こちらもパンフレットですね。
開いた時の真ん中の部分をノドと言うのですが、その部分をガバッと開くことができるので見開きで絵柄が繋がっているようなデザインを活かせるのも中綴じの特徴です。
一方で無線綴じは、ホチキスや糸などを使わずに、ホットメルトというのり(接着剤)で背を固めて綴じる方法です。
背の所を見ると↓このようになっています。
卒業アルバムなどを想像してもらうとわかりやすいと思います。100ページ前後の厚みでもしっかり綴じることができ、中綴じと違って背表紙がしっかりあるので、文字を入れることができます。
高級感、重厚感が出るので記念アルバムなど思い出に残したいものにも向いています。
↓こちらは周年記念誌の一例です。布張りの表紙、外箱付きでなんというか、どっしりとした雰囲気です。
↓こちらは同じ冊子の中身なのですが、このようにページごとに紙の種類を変えることができるのも無線綴じの特徴の一つです。
文を読ませたい、写真をきれいに載せたい、など目的によって適した紙は変わってくるので、そういった時にもよいです。
ここでひとつ、印刷会社社員のお仕事道具を1つ紹介してみたいと思います!
―――♪ ピロリロリーン!
のび太「ドラえも〜ん!紙の厚さを計れなくて、またジャイアンにいじめられちゃったよ〜泣」
ドラえもん「しょーがないなあ、のび太くんは~。じゃじゃーん!これがあれば大丈夫!」
(四次元ポケットからごそごそと何かを取り出す)
ドラえもん「マイクロメーターーー!!」
ピカーン!✨(光が差し込む演出)
のび太:「わあっ、助かった~!!」
ChatGPTクンが作ってくれた、変な会話。o(。>ᴗ<。)o︎
↑このようにゴムの部分に紙を挟んで使います。紙の厚みを測ることができます。
駒田は印刷屋さんですが、紙がなければお仕事になりません。
紙の厚み=紙の重さとなるので、紙の厚みというのは紙を仕入れる時、印刷するとき、加工するとき、重要な数字になってきます。
↓こちらは先ほどの冊子の中表紙です。
これまでに出てきたような紙とは違って、凹凸というかシワのようなものがあるのがわかると思います。
こういった紙のことをファンシー紙といって、見た目や手触りに特別な工夫がされた高級感のあることが特徴です。名刺、招待状、冊子の表紙などにも使われます。レザックやタント、マーメイド紙などの種類があります。
その中でも、こちらで使われているのはレザック66という種類の紙で、革のような質感が特徴の紙です。
小学生の頃、マーメイド紙の手触りが好きで、図工の時間に清書の時だけ出してもらえるマーメイド紙が嬉しかったのを覚えています。
駒田にはこういう棚↑があって、大量の種類の紙の見本が置かれています。紙の見本表は一つひとつがこんな感じ↓になっていて、色や触り心地を確認することができます。
お客さまとの打ち合わせの際に、こういったものを持っていって一緒に見てもらって決める時もあります!今後こういった機会をたくさん経験して、お客様に、信頼できる、よくわかってると思ってもらえるよう、勉強を頑張りたいです。
私も初めて駒田にインターンで来た時、この棚でいろんな紙を見せてもらってワクワクした記憶があります!もう2年くらい前でしょうか、時が経つのは本当に早いです。
今週は、冊子ものをご紹介しました!
では、また来週お会いしましょう!
紙の厚みを計る機械(名前知らないので今調べてみたら、これは尾崎製作所の『ダイヤルシクネスゲージ』というらしい)って、
私が入社した頃にもう既に年季が入っていたので、恐らく40~50年選手くらいなんじゃないでしょうかw
色々デジタル化されたけど、これはずーっとアナログなままですね。
説明がとても分かり易いです!カリカリ梅さんがしっかり知識を吸収したことがよく分かります。
そして良きところでChatGPTくん考案の小芝居が挟まれていて、良い箸休めになりますね!笑
余談ですが、今回取り上げられている冊子類が全て私の担当したもので勝手に笑顔になってしまいました。
納品後も、こういった形で新たな人が見てくださるようなモノづくりに携われる、それも印刷会社の営業のやりがいだと思います!
ドット柄の服、ずっと欲しいと思ってるんだけど、なかなか「コレだわっ!」っていうのに巡りあえなくて…
「より今季らしさを表現するなら、大きさや色の異なるドット柄を2アイテム以上合わせてみては?」という
記事を見つけましたが、難易度高そうですねぇ…
ChatGPTの使い方が、とってもgoodですね★ 笑わせてもらいました。
それから、、小学生の頃からもう紙にこだわりがあったみたいだし、
駒田で見本帳をみてワクワクしてたなんて、まさに印刷会社向きなカリカリ梅さん!頑張って!
たぬぞうさん、コメントありがとうございます!
そうですよね、ドットって柄としては定番なものでもあるので、生地とか形とかがより大事になってくる感じがして難しいですよね!それぞれ違うドット柄を2アイテム以上とは、、なかなか上級者!
たぬぞうさんとドット柄を着こなして、駒田社内をチカチカさせてくぞ!!
そうなんですよね、今思うと答え合わせみたいです!わら半紙が結構好きで、逆に小学校のテストの粉がついた紙が大嫌いでした笑
わくわくアイランドさん、コメントありがとうございます!
なんと!!いま、公式から反応が来た時のような気持ちです…とてもかっこいい冊子だったので、取り上げさせていただきました。
こうして表には出なくとも、誰かの心を動かすようなものを作れるよう、頑張ります!
hirataさん、コメントありがとうございます!
「ホッチキス」と「ステープラー」のような感じでしょうか、これから私だけコレのことを「ダイヤルシクネスゲージ」と呼んでみたいと思います。
ダイヤルシクネスゲージは、もうずっと駒田の歴史を見てきてるんですね。