
京都水族館でイルカの給食当番
皆さん、こんにちは!
新入社員のお豆です。
今回は愛知県を飛び出して、京都に行って参りました!行った先は【京都水族館】!
京都水族館、もしかしたら行ったことない方も多いかも?今回はとってもレアな体験をしてきました・・・・・・!
(カメラを持参しましたので、写真多めでお伝えします)
またどうして京都に?
実は、別の目的があって行ったのですが・・・・・・それは最後にお伝えします( ̄▽ ̄)
さっそく行きましょう🚎
京都駅から雨の中歩いて約15分。たどり着くとチケット売り場にはたくさんの人が!私は先に購入していたのですぐに入れました。着いたのが12時40分頃で、私は13時から始まるとある体験のためにまず集合場所に一目散に向かいました。
その体験とは、「イルカのご飯作り体験」。
なんと、1日2回、4人ずつしか体験できないスペシャルな体験なのです!
実は私は京都水族館に行くのは2回目なのですが、今回はこのイルカのご飯作り体験というものに初挑戦しました!
京都水族館では「イルカのがっこう」と題して、「体育の時間」「給食の時間」など、ショーに名前をつけて学びながら楽しめるようになっています。今回はその、給食の時間でイルカ達が食べるご飯を作っている裏側に入れるとのこと。
時間になると、飼育員さんがまずイルカショーの水槽の横にある建物、「staff only」と書かれた扉へ案内してくれます。ドキドキドキ。
(この体験は有料のため、詳細は是非体験して味わってください!)
今回私たちがご飯を作ってあげるのは男の子のディールと女の子のテンの分。
ディールは体長3mで、体重は270kg。目が大きくてギョロ目なのが特徴です。
テンは体長2m70cm、体重は230kg。大人のイルカの中でも小柄な方で、お腹周りがピンク色をしています。
食べている魚の種類は、アジ、ニシン、サバ、ホッケ、ししゃもなど。中でもししゃもは、卵を持っていないオスのししゃものみをあげています。メスのししゃもだと、卵が腐りやすいからあげないそうです。
言葉だけでなく、実際に目の前でその魚を見て触りながら知ることが出来る、とてもレアな体験でした。
作業台の近くに表があり、イルカの名前とご飯の種類などが書かれていました。これは、どの魚をどのくらいあげるかを記録しているよう。脂質が多いとお腹を壊してしまったり、イルカによってそれぞれご飯との相性もあるらしく、イルカに合ったご飯を分けています。魚を一種類だけにしてしまうと、その魚が採れなくなったときにご飯に困ってしまうから、なるべく全種類同じくらいの量をあげるようにしているそうです。
体験が終わると、せっかくだから次の時間で食べてくれる2匹を呼びますね、と特別に水槽の端に連れてきてくれました。水面に軽く触れると、スイ〜と泳いできてくれた2匹。ショーの開演前に挨拶できるなんて、VIPみたいで嬉しい・・・・・・!
この後からある給食の時間では、実際私たちが作ったご飯をディールとテンがもりもり食べてくれます。私は観覧席に移動してワクワクしながら待機しました。
「めだかの学校」の音楽と共にやってきたスタッフさんとイルカたち。
美味しく食べてくれよ〜!、と、板前のような気持ちになりました。
ショーが始まる前にまず、「今日の給食当番の方ー!!」と飼育員さんが投げかけてくれたので、勢いよく手を挙げてアピールしました。周りのお客さんたちからの羨むような視線を浴びて、優越感に浸れました。
スタッフさんの指示通りに色んなパフォーマンスをしてくれるイルカたち。ですがイルカはとても頭がいいため、飼育員さんが見ている時はきちんと言うことを聞き、見ていないとサボることもあるのだとか。中でもテンは気分屋らしく、言うことを聞かない時もあるそうです。そういうときは根気強く指示を出し続けます。
イルカの声を聞かせてくれる場面もありました。飼育員さんが指揮者のような動きをするとキューーーっと鳴いて、そのまま水槽をぐるぐる泳いで回ってくれます。イルカの声は一頭一頭違い、ディールよりもテンの声の方が少し高かったです。噴気孔、人で言う鼻から声を出しており、種類もいくつかあります。1回だけ「キュッ」と鳴いたり、「ブリブリ」鳴いたり。この「ブリブリ」は、喧嘩や威嚇の時に使われるそうです。・・・・・・喧嘩や威嚇のその時だけではなく、「ブリブリ言って」という飼育員さんの指示で鳴き声が出せるの、すごくないですか?
【以下、イルカギャラリーです】
▲体が黒いのがディール
▲体が白いのがテン
▲私の作ったご飯!!!!!
イルカの歯は魚を捕まえるためにあるだけで食べることには使いません。丸呑みです。
▲魚の好き嫌いは無いけど、小さい魚より大きい魚の方がテンションがあがるらしい。
▲力強くてパワフルなジャンプ!
▲空を飛んでいるかのような高いジャンプ!
▲最後は手を合わせてご馳走様でした。
ディールとテンは尾びれをフリフリ。賢いね
▲息ぴったり!
イルカの魅力、伝わりましたでしょうか?
給食当番をしているかに対しての愛着がものすごく湧いてしまったので、少しでも共有出来ていたら嬉しいです。
さて、一旦最初の展示に戻り、今度はゆっくり見て回ることにしました。私の気に入ったところをピックアップしてお伝えします。
まず、京都水族館といえばオオサンショウウオ。在来種のオオサンショウウオ、外来種のオオサンショウウオ、交雑個体のオオサンショウウオ、それぞれの違いも細かく解説されていました。
在来種のオオサンショウウオが1番ワタワタ動いてて可愛かったです。
▲ちなみに、京都水族館にいる1番大きなオオサンショウウオは161cm。私の身長は163cm。ギリギリ勝ちました。
次に、オットセイエリア。丁度ご飯の時間で、こちらでも色んなことを学びました。
▲オットセイのラズ。体重35kg。白くて長い髭が特徴。
▲オットセイのノエル。体重43.3kg。最近ちょっと太り気味。
▲水槽に張り付くノエル。
▲体をぶるぶるさせた後のノエル。首周りの毛がはっきり分かります。
ご飯を食べたら、手を合わせてご馳走様でした。食べ終わるタイミングを同じにしておかないと、他の子のご飯を食べに行ってしまうそうです。
次に、ペンギンエリア。
翼に付けられたタグの色で名前が分かります。
ちなみに、京都水族館の「ペンギン相関図」は時間をかけてじっくり読みたくなるくらい面白いので是非見てみてください。
▲寝てる
▲仲良し
▲くつろいでいる
次は、クラゲ。
神秘的で優雅なクラゲがずらりと並びます。
▲みずくらげの成長過程。
目の前でクラゲの入換作業が行われていました。おたまのようなものを使って、数えながら入れ替えています。すごく大変そう。
「京都クラゲ研究所」では、研究室のように顕微鏡やビーカーが並び、興味深い展示でした。
キタミズクラゲの入換作業をしていた飼育員さんに少し話を聞きました。
キタミズクラゲは東北地方の涼しい海にすんでおり、水温は10度くらい。お腹の中が透けているので、ピンク色のご飯が丸わかりです。毎日水換えをしないと水質が悪くなってしまうので、1日1回必ず行います。みずくらげのいる大きな濾過装置のついた水槽とは違い、小さい水槽はみんな1日1回の水換え作業が必要だそうです。
【以下、クラゲギャラリーです】
▲クラゲ別キャラ診断。私はタコクラゲタイプでした🐙
最後に、ペンギンのぬいぐるみくじをひいて、お土産屋さんへ。今回はチンアナゴの5本指ソックスとマグネット(もうこの際毎回マグネットを買おうと思います)、クラゲのマスコットを買いました。
京都水族館に行って感じたのは、海の神秘。
地球を海が占める割合は70%以上なのに、人間は海のことを15%程しか解析できていないそうです。つまり謎だらけ。イルカとクラゲ、住んでいる所は同じ「海」なのに、何もかもが違います。不思議ですよね。
私たちが全く知らない、深い深い海の底には、何があるのか分かりません。京都水族館に行って、色んな研究がなされているのを見て、本当にその通りだと思いました。
もしかしたら、人間と似たような生き物が海の底で生活しているかも。文明が生まれているのかも。色々考えると楽しいし、どれももしかしたら本当に有り得るかも、とも思えます。
どの海の生き物も自然に生まれたものなのに、不自然に形が違う。その矛盾が楽しくて仕方ありませんでした。
京都水族館、名古屋から京都駅までならバスで気軽に行くことが出来るので、是非行ってみてください!小旅行にもオススメです✨
最後に、冒頭でお話した【別の目的】の真相を話します。
実は私、無類の「神座好き」でして・・・・・・。
神座というのは、主に関西で展開されているラーメンチェーン店。こっちで言う、スガキヤ?
神座公式アプリではゴールドランクになるほど通い続けています。また、これは自慢ですが私のSNSでの発信が神座のポスターに使われたこともあるのです!
そのスープの味は言葉にできない、あっさり、だけど白菜と豚肉がたっぷり乗っていて、大人も子供も大満足の味・・・・・・。
生憎名古屋には出店されておらず、ずっと「禁神座」状態でした。そのため、京都に着くやいなや一目散に神座の看板メニュー「おいしいラーメン」をズルズル。たまらない。
関西に行った際は是非、神座を食べてくださいね。よろしくお願いします。
京都に水族館があったなんて知りませんでした。案外どの街にもあるもんなのかな???
水族館じゃないけど、先日ついに和歌山のパンダ、屋外で見られなくなりましたね(まだ屋内では見られる)。
いつでも見られると思っていたけど、アドベンチャーワールド結局一度も行かないうちに返還間近に。。。
いつか、いつか、じゃなくて、サッと行動しないとダメですね。
お豆さん、素晴らしい体験をシェアしてくださりありがとうございます!
イルカの給食作りに参加できるなんて、まさにVIP体験ですね。
イルカには心を癒す力があると言われていて、見るだけでリラックスできたり、触れ合うことでストレスが和らぐそうですよ。
私も京都水族館に行ってみたくなりました。
これからも素敵なエピソードを楽しみにしています!
京都水族館だ〜!!!!とっても良い所ですよね!!!
私はオオサンショウウオが幾重にも積み重なった水槽の一角に癒されすぎて、しばらく座り込んでいました笑
イルカのご飯作りなんて特別な体験があるのは知りませんでした!相変わらずの文章力でこちらも体験しているような気分になりましたが、やっぱり現地の方が感動するんだろうなあ。いいな〜
そして神座、すごく気になります。これは京都に行くしかないですね!
神座、めちゃ好きだったけど、ナゴヤドーム店で食べてました。
調べたらもうないんですねー。ショックですw
コメントありがとうございます!確かに、意外と知られてないかもしりません…
そうなんですよ!!!和歌山県民として本当に寂しいばかりです。和歌山のアイデンティティーが…>_<
コメントありがとうございます!体験自体は子ども向けなので簡単ですぐに終わってしまいましたが、観客席でドヤ顔できたのはとてもよかったです(笑)
それは初知りでした!!確かに、すごく癒されたしずっと見ていられたので間違い無いですね。
京都観光の合間にサクッと行けるのでおすすめですよ(^.^)
コメントありがとうございます!わかります!オオサンショウウオってなんかじ〜〜っと見てられますよね!
野生の姿に遭遇したらすっごく怖そうですけど(°▽°)
体験はほんとに、イルカショーの舞台裏!って感じで楽しかったです!
神座は本当に美味しいので絶対に食べてもらいたいです…!公式曰く、「3回食べればやっと本当の美味しさがわかる」そうなので、ぜひ3回食べてください…!!!(笑)
コメントありがとうございます!実は、名古屋に引っ越す前に
神座のお問い合わせフォームに「また名古屋に出店してください」と送ったことがあります…
なのでできたら多分私は狂ったように喜びます(笑)
京都水族館!!!!!!!!!!
出来た時からずぅ~っっっっっと行ってみたいと思っているの。
京都には毎年行くのに、庭巡りばかりだから…
今度こそ、水族館と鉄道博物館をセットにして計画を立てたいと思います。
お豆さんのリポートを見ると、必ず行きたくなるヾ(≧▽≦)ノ
コメントありがとうございます
とっても楽しいので、行ってみてください!サクッと行けるので庭巡りの合間にでも…♪
ぜひ「お豆の足跡を巡る旅」もしてみてください(笑)