第２回　印刷物紹介　ワイヤレスイヤホンが苦手

皆さんこんにちは。カリカリ梅です。

とつぜんですが、私、ワイヤレスイヤホンがとても苦手です。TᴖT

初めてワイヤレスイヤホンを入手してから５年ほど経ちますが、「充電しなければ音楽を聞けない」ということが体も脳みそもいまだによく理解できておらず、なんだかんだ有線イヤホンを使ってばかりです。

私にとって、充電しなければ音楽を聴けない、なんて、充電しなければ箸を使えないのと同じことです！訳がわかりません。

それに引き換え、紙は充電しなくたって物が書けて便利ですね。

紙の本はネット環境も要らず広告も入らずで物語を楽しめて便利です。

中学時代に書き上げたひどい厨二病小説とか、別に興味ない人がくれたラブレターとか、残留データの心配いらずでバンバン捨てられて便利です。

こんなにペーパーレス化も叫ばれる世の中、本当に都合が悪いなら紙なんて早く廃れていいのに、なかなか廃れていない現状が、紙の発明がいかに偉大であったかの証明だと感じます。

ワイヤレスイヤホンをうまく使いこなすコツなどあれば、ぜひ、ご教授願いたいです⊹ ࣪ ˖͙͘͡★

ということで、今週も印刷物を紹介していきたいと思います。

今日紹介するのは、こちらです。

先週と同じく、リーフレットものですね。三つ折りするとA４になるサイズです。

先週は二つ折りのものをご紹介しましたが、今週は三つ折りです。

今日は折り加工について詳しくお話ししたいのですが、その前に、「紙の目」についてご説明したいと思います。

紙というのは繊維なので、その繊維が流れる方向というのが出てくるんですね。それが紙の目です。

左のように紙の長辺に沿って繊維が流れている状態がタテ目、

右のように紙の短辺に沿って流れている状態がヨコ目です。

今回のリーフレットも、目の流れと並行方向に折り目が入っています。

この目に逆らって折ってしまうと、折り目が毛羽立ったり、折りをつけても浮いてきたりしてしまうんですね。

実務では、製品の完成を見据えた上でどちらの目の紙を仕入れるのかも注意するポイントの一つです。

紙というものの特性をうまく扱いながら一緒に仕事をしていくのはすごく面白いと感じます。

そして、今日の見どころのデザインはこちらです。

左側にフロアマップ、右側に写真、というレイアウトで揃えてまとめられています。

同じ場所に同じ項目のものが揃えて配置されているレイアウトは、レシピ本やフロアマップなど、知りたい情報をパッと瞬時に掴む必要がある場面で多く取り入れられているデザインです。

こういったデザインは、特に気にせず見るとなんとも思わずにさらっと見れてしまいますが、なんとも思わない、ということは何も引っかからない、つまりわかりやすい、ということだと思います。

そうやって考えると、日常のいろんなデザインに感謝だなあと思います。私たち人間の習性や、社会によって染みつけられた思考のクセなどに基づいて、よく考えられたデザインばかりです。

来週は、パンフレットとか装飾系の加工が紹介できたらなと思っています。

では、またお会いしましょう！