こんにちは、もずくです。

「もずくの週末」では、毎週全国各地の興味深いコト・モノを覗いています！

第３週のテーマは、“印刷会社のお祭り” です。
ではさっそく見ていきましょう！

今回は長野県松本市へ赴き、

藤原印刷さんの「心刷祭」（しんさつさい）

に行ってきました！

まずは朝6時に家を出発🌞

ピクミン（ぎょーざリポート➁参照）でお花を植えながら、普通列車に乗って長野を目指します！

車窓の木曽川はきれいな深緑色です✨

途中の塩尻駅には、ホーム上にぶどう園があります🍇

塩尻駅のぶどう園🍇

私は小中学生のころ、毎年夏休みに祖父母と山登りをしていました。長野のアルプスに登るときに塩尻駅もよく通ったので、懐かしくてたまりません～～

さあて、ようやっと松本駅に着きました！

松本驛！

“まつもとぉ～、まつもとぉ～”
ホームの放送が、なぜか国鉄時代みたいな言い方です。

松本駅からシャトルバスに乗り換え、やっとこさ藤原印刷の心刷祭へ到着しました！

心刷祭の会場には、ユニバばりに人がいました

このお祭りの日には、藤原印刷さんの印刷工場が丸一日開放されます。
印刷の仕組みを学べるワークショップや、編集者たちのトークイベント、本を中心に作り手と話しながら買い物ができるマーケット、こだわりのフードなど幅広いコンテンツを楽しめるのです！

①印刷ワークショップ

ここでは「印刷」に触れたことのない一般の人たちが、印刷工場で様々な体験をすることができます。

・印刷工場の見学　・印刷立ち会い
・紙積み体験　・断裁ショー　・調色（インキ練り）体験
・リング製本体験　・タイピングチャレンジ　　etc

印刷ワークショップ

調色や紙積み、印刷立ち会いなどは、これまでの（駒田印刷の）研修で経験させてもらいました。私はインキを練るのがちょっぴり得意です🎨

いやあしかし、新人研修でやらせてもらったあれこれを、一般の方々も体験しているのはとても新鮮です。
大人から子どもまで沢山の人が、印刷に興味を持ってワークショップに参加しているのを見ると、印刷業界に身を置いて２ヶ月の私でもなんだか嬉しいですね😊

私もノリノリでリング製本を体験しましたよ！用紙を１枚１枚選ぶのが楽しいです！

②マーケット・フード

心刷祭には、藤原印刷さんと繋がりのある40店以上が出店しています。本や雑貨、日用品、菓子、Tシャツ、コーヒー、野菜、おにぎり、おやき、アイスクリームなどなど多種多様なお店がありましたよ！

木製の紙や「くろ玉」という謎のお菓子など興味深いものばかり、ワクワクが止まりません！

お店の人とお話ししながら買い物するの、すごく楽しかったです。馬と暮らす少年から本を買ったり、信大の学生さんと「ケンタ食堂」の話題で盛り上がって葉玉ねぎを買ったり・・・もう財布の紐はゆるゆるです笑

鹿肉ソーセージや、ちまき（煮豚入り！）を食べたりもしました。めちゃめちゃ美味しかったです🍙

それぞれの店先では、藤原印刷さん制作のパンフやリーフやカード、ステッカーなどをいただきました。いろんな紙・インク・仕様・デザインの物があって、見るだけで楽しい！

裏にマーブル模様の箔押しが施された名刺、お洒落で素敵です✨

店主さんたちは制作物を自慢げに見せながら、どういう紙・インク・加工法が用いられているか、こだわりポイントを詳しく語ってくれました。

藤原印刷さんは、小規模ながらも個性とこだわりに溢れた出版『クラフトプレス』を提唱されています。
そのお客さんたちは「紙・印刷 だからこその良さ」を理解して、印刷で個性を表現されているのだと感じました！

こんな世界もあるんだな～！面白いです！

他にもトークイベントを聴講したり、松本のレトロ建築を巡ったり、飴せんべいやロゼワインを買い付けたりと、書き切れないくらい充実した1日でした。また松本に帰ってきたいです！

松本の街並み

高橋由一の「鮭」みたいな魚が！

以上もずくの週末でした。

来週もお楽しみに😉